京都の夏、祇園祭を楽しむための情報まとめ
京都の夏の風物詩といえば、祇園祭です。祇園祭とは、八坂神社の神事で1ヶ月間に渡り行われます。平安時代に疫病退散を願った御霊会に始まりましたが、時代の流れと共に豪華に真夏の熱い祭礼として東京の神田祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭の一つとされています。
2014年より、7月17日の前祭(山鉾巡行と神幸祭)と、24日の後祭(山鉾巡行と還幸祭)が元のかたちで復活しました。
主な日程
7月1~18日:吉符入り
7月2日:くじ取り式(10:00~ 京都市役所)
7月10日:お迎え提灯(16:30~21:00八坂神社)/神輿洗式(18:00~八坂神社)
7月14~16日:前祭・宵山
7月15日:伝統芸能奉納(15:00~18:00 八坂神社能舞台)
7月16日:石見神楽(18:30~八坂神社能舞台)/日和神楽(22:00~)/献茶祭(9:00~)
7月17日:前祭・山鉾巡行(9:00~ 四条烏丸~河原町他)
7月21~23日:後祭・宵山 屏風祭(各山鉾町)
7月24日:後祭・山鉾巡行(9:30~ 烏丸御池~河原町ほか)/花傘巡行(10:00~)
7月25日:狂言奉納(10:30~八坂神社)
7月28日:神輿洗式(18:00~八坂神社・四条大橋)
7月31日:疫神社夏越祭(10:00~八坂神社)
上記を見ていただくとわかるように、今年は前祭と後祭の宵山が週末とかぶっており、大変な混雑が予想されます。
前祭と後祭を開催することで人出が分散される狙いもあったようですが、2014年からの毎年の傾向を見るとやはり前祭に集中する傾向あり、歩行者天国になる15日・16日には夜店なども出るためにぎわっている印象です。
祇園祭の楽しみ方
①有料観覧席で山鉾巡行を楽しむ
前祭・後祭それぞれの山鉾巡行日には有料観覧席(3180円)が設けられています。(下記サイト参照)
前祭は6/4、後祭は6/14から販売開始されているので、残数は確認必須です。
②歩行者天国・夜店を楽しむ
もっとライトに楽しみたい方は、歩行者天国になる15日・16日に夜店もでるので夜店で食べたいモノを買い、山鉾を見ながらウロウロして楽しむのもおすすめです。
日 時 15日〜16日 2日間 午前9時〜午後11時
ただし、烏丸通りは、午後6時〜午後11時
場 所 室町通り、新町通りの山鉾が建っている区域
烏丸通り(三条通りから蛸薬師通り)
四条通りには出ません。
*後祭については歩行者天国も露店もありません。
③歩行者天国・デパ地下グルメを買って楽しむ
ライトに楽しみたいけど、夜店や露店はちょっと。。。という方には、鉾周辺に大丸京都店があります。
デパ地下には、食べ歩きできるグルメがたくさん売っています。
最初に大丸のデパ地下である程度購入した上で、鉾を見ながら食べるのもとてもおすすめです。